村上先生の左手特訓レッスン＆楽譜の読み方講座入門編開催！

今日は大人チェロ会の皆さまと、村上先生の左手特訓レッスンを受けて参りました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう！

約20名の「大人になってからチェロを始めた人」が集まるなんて、それだけ嬉しい！

でも、20人でレッスンするのは難しいので、午前と午後でレッスンを分けて、ランチと楽譜講座は合同で開催しました。

・午前組のボーイングの復習と左手特訓
・みんなでランチ
・みんなで楽譜の読み方講座受講
・午後組のボーイングの復習と左手特訓

あーもっと皆さまとダラダラ話す時間が欲しかったなぁ・・・。

ボーイング復習＆左手特訓レッスン

前回のレッスンの復習もして頂きました。

・2：ハートに向かって弾く/人差し指の肉のところ
・3：指の役割（親指・小指・他）
・4：正しい姿勢はへそに聞け/作用・反作用の法則
・5：伸筋奏法・弦と弓の角度・移弦の角度

レポートを読むのと、実際に指導を受けるのとでは、だいーーぶ違います・・・分かったつもりになっていても、できていない。

と言うより、前回レッスンを受けたのに、覚えてない、できてない←反省しろ

そして左手特訓は、目からウロコって言うより、え”ーーーーーーーーっ！？！？っていうのが正直な感想です。

今までやって来たこと、守って来たこと、いや、なんだろう、固執して来たこと？と、正反対のことを言われてるような気がする・・・。

先生：言葉では真逆に聞こえても、目指している所は同じだったりするんですよ。

分かったような分からないような・・・←つまり分かってない

★

今まで、左手の指がツリそうになるとか、左手がすっごい疲れているのって、何かおかしいよな、このままじゃ腱鞘炎になりそうだなっていう、身体が訴えるものは感じていました。

でも「練習不足だから」「先生に言われた通りにできていないから」と、思っていました。

そういえば右手も、村上先生のレッスン前は、手が震えるとか、変な力が入って、一曲弾いた後いちいち休まないとだめだったけど、レッスン後には、震えは劇的に減ったし、疲れなくなったので連続で演奏できるようになった（気持ち的に飽きるから、結局長時間練習できないんだけど・・・）

それは「身体に無理なことは続かないしいい音が出ない」「身体に無理がなければ、音もラクに出る、そして美しく出る」という、身体が正解を知っている、という真理から全てを考える考え方で、左手の弦の押さえ方でも全く一緒・・・・今回も左手がラクに使えるようになるのか！？

＃一曲弾いた後、左手が疲れてて、ぶるぶる振ったりしません？　それがなくなるのかも・・・。

左手講座は、また改めてレポートさせて頂きますね！

(秘)楽譜の読み方講座

「秘密」と言われましたので、詳しいことを記事にすることはできないんです・・・ごめんなさい。

音楽の教育を受けた人はほとんどいない、音楽素人集団大人チェロ会のメンバーに、まだ1stポジションだけという初心者もいる大人チェロ会のメンバーに、音大生が学ぶような内容？を、1時間という短時間で学んで、意味があるんだろうか・・・と、正直思っていました。

もちろん、明日からいきなり、楽譜を独自に解釈して自分の音楽を奏でられるようになる、ワケないんです。

明日もまた、音楽性のない、つまらない、棒読みみたいな、そして練習不足のたどたどしい音楽を奏でるので精一杯なんです。

でも、音楽的に聴こえるってどういうことで、音楽を表現するってどういうことなのか・・・今まで遠い別世界の、自分とは関係のないことだったことが、具体的に目の前に並べられて、練習問題で頭使って鼻歌歌いながら考えてみたら、ちゃんと自分の（遥か彼方だけどね）延長上に、有名な演奏家の奏でるような、その「豊かな音楽」があり得る（可能性が示されただけだが）ことが、身を持って感じられたんです。

それって自分には結構スゴイことで。

音楽は何で出来ていているのか、村上先生らしい、難しいけど整然とした理論でその構成が分解されていて、それは持って生まれた感性とか、特別な能力がなくても、楽譜としっかり向き合えば、その「豊かな音楽」を自分も表現することができる。

相当しっかり向き合わないと難しいだろうけれど、自分とは関係のない、縁のないことではないんだ！って感じられたことは、「入門編」としては、十分過ぎる成果ではないだろうか。

とっても気に入った文章を、一つだけ引用させていただくと、