右手が震え、弓が震え、音が震える悩みが解決した!★上腕三頭筋とおばけの手とチェロ

   

弓を持つ手が震える癖が直らなくて落ち込んでいた櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

いろいろと直そうと工夫してみたり、トレーニングしてみたりしたんですが、どうしても「弓が震える」癖が直らなかったんです。

ダウンはまぁいいんですが、アップ、特にA線の弓先からのアップなど、弓が震えて音もなみなみとしてしまう・・・。

で、ある日、ふと思い立って、村上先生に単発のプライベートレッスンをして頂きました。

村上先生のチェロレッスンご案内

手が震えるのは使う筋肉の場所を変えれば直ります!

A線のアップで震えると、村上先生に直訴。

櫻田:私、手が震える時があるからしょうがないかなとも思うんですが・・・

先生:誰でも震えます。

きっぱり。ばっさり。

左手が小さいから音程がずれるのはしょうがない、と同じようなパターンですよね。

ちょっと努力してできない時に、身体的形状のせいにして「しょうがない」と思考停止する、大人の悪い癖です。

先生:大丈夫です、直ります。

淡々と、しかしきっぱりおっしゃる先生。

えーここ数ヶ月悩んでいるというのに、そんなに簡単に治るの?ほんと?半信半疑。

で、村上先生から爪楊枝とペットボトルを渡されました???

・爪楊枝を持って空中に固定する→震える


・ペットボトルを持って空中に固定する→震えない

え?重さ?重い弓使えばいいの?

いえいえ、なぜこういう違いが生まれるかというと、使う筋肉が違うからだそう。

先生:より大きな筋肉を使ってボーイングしましょう。

そういえば、イケメン先生にも、筋肉筋肉って言われたっけな・・・でも、大きい筋肉ってどこの筋肉?

先生:前回のレッスンでお話した「上腕三頭筋」を使ってボーイングしてますか?

そうだ!それ、伸筋と屈筋の話だ! ごめんなさい!

【詳細】・村上先生のボーイングレッスンレポ5:伸筋奏法・弦と弓の角度・移弦の角度

ヤベッ、それ頭では分かったんだけど、身体がついていっ・・・すみませんごめんなさい。

で、村上先生にボールを使ったトレーニングなどして頂き、なんとなーく上腕二頭筋ではなく、上腕三頭筋を使うの意味が、身体でも理解できたような気がしました。

さらに、使う筋肉をシフトさせるというより、「右の人差し指の肉のところ」に集中して、いい音を追求していけば、必然的に、使う筋肉の位置は変わり、無駄な力の押し合いへし合いはなくなるはず・・・。

村上先生のボーイングレッスンレポ2:ハートに向かって弾く/人差し指の肉のところ

震えを止めるっていうより、正しいボーイングができれば震えは止まるはず・・・

弓の持ち方が変わると、使う筋肉の場所も変わる?

で、上腕三頭筋を意識してボーイングしたら、全然震えなくなりました!なんてことはなく、その日のレッスンでは、あまり明白に「震えが止まった!」みたいな感動はなかったんです、正直。

だって、上腕三頭筋を使えって言われたって、はい、使いますってならないじゃないですか・・・。

ただ、右手がレッスンで何かを掴んだんです、それは・・・

その一週間後に(一週間後かよ!)ボーイングの練習をした時に、一つ決心してみました。

村上先生に何度も「弓を横から持ってますね」と注意され、弓先になればなるほど横からになってしまい、そのせいで上腕二頭筋が活躍し、A線の弓先からアップ、の時に、ぶるぶるしてしまう・・・。

#上腕二頭筋が活躍しているの図(極端だけど)

とりあえず「おばけの手で、弓は上から持つ」ことに集中しました。

村上先生のボーイングレッスンレポ3:指の役割(親指・小指・他) 

できないとかじゃなくて、絶対、そうする、そうするって決めて、上から持つ。絶対。

弓先キツかったら、横から持ってどうにかしようとするんじゃなくて、小指薬指は離れても、上から持つ形を維持しろという村上先生のアドバイスがあって、決心がついたというか、できるかも?って思って。

そうやって決心してボーイングをしてみたら、あれだけ「横から持ってる・・」と言われた手が、わりとおばけの手になり、そうすると、弓先に行ったときに、つい上腕二頭筋でぐっと力を入れる癖もなくなり、っていうか、この手の形だと力を入れられなくなって必然的に力が抜けるというか、っていうか私上腕三頭筋使ってるっていうか?

その数日後、村上先生に指導いただいてから初めてのイケメン先生のレッスンで曲を弾いたら、先生が不思議そうな顔で聞いて来たんです。

イケメン先生:櫻田さん、珍しくいっぱい練習しました?

珍しくは余計じゃいっ!

イケメン先生:弓の震えがなくなって、音が良くなってます。どうしたんですか?

なぬっ?そういえば震えてないな確かに!きゃー嬉しいーーーー♪

ということで、上腕三頭筋の話をしたら、あぁ、確かにここ使ってるって、イケメン先生も納得されてました。

ボーイングの最適解

ボーイングって、きっとその人一人一人に、あらゆる部分のあらゆる適切な、角度・位置・動き・力のかけ方があって、どれか一つでも違っていると、他の全てが適切であっても、どこかに無理が生じ、無駄な力が入り、いい音が出ないのだと思います。

そして、何らかの問題(今回は震え)を解決すると、全体が少し底上げされ最適度がアップし、するとまた次の問題が生じて、それを解決するとまた、最適度がアップし、パーフェクトな最適解に近づいていくような感じ。

今回は、弓の持ち方を変えたことで、上腕三頭筋が使えるようになり、震え問題が解決して、ボーイングのレベルが、少しアップしたかも♪

でも、それだけではなくて、村上先生にも、イケメン先生にも、いろーーーーーーーーーーんなことを注意して頂いて、それが少しずつ身になって解決したんだと思います。

とにもかくにも、二人の先生のおかげです、ありがとうございます!

あ、あと、イケメン先生と村上先生は、実は知り合いだったということが判明!

昔、一度だけお仕事でご一緒されたそうです!

It’s a small world! 再び、なんですが、チェロ業界って、かなり狭そうですよね。

悪いことできませんっ(笑)

 - 大人のチェロレッスン日記, 村上先生