マレックさんwith大人チェロ会.2レッスン編★音楽はコミュニケーションだ!

ということで、チェロを始めて3年目でTSUNAMI CELLOを弾くという、なんかもう信じられないような機会を頂きました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

生きてるといいことあるんですね・・・うぅっ←幸せすぎると出る音

#11/4@明治神宮前でマレックさんのチェロが生で無料で聴ける!情報はこの記事の下の方

緊張して右手に右肩に力が入りまくってて、村上先生に「これはダメです。」と冷静に言われそうな、TSUNAMI CELLOを弾く櫻田こずえ、です。

このチェロが廃材でできてるなんて!

チェロの種類的な理由だそうですが、すごく振動が伝わってくるチェロでした。でも、もう、音色がどうだったとか、緊張しすぎて忘れてしまった・・・。

そして、櫻田のお粗末過ぎる演奏のことはミシシッピ川(なぜ?)に流しておいて、マレックさんの夢のような、愛に溢れた、幸せなレッスンについてレポさせていただきます!

音楽はコミュニケーション、上手じゃなくても伝えられる

TSUNAMI CELLOで、バッハのチェロ無伴奏組曲の最初のプレリュードを演奏してくださったチェロ歴5年のGさん。

ロストロポーヴィチがピアノでこの曲を演奏しているYoutube動画を見たことある?


#最初の部分は1:55くらいから始まります

このプレリュードの最初の部分の構成は、ジャズやポップスにも使われている、音楽の基本のようなものだそう。

マレックさん、ピアノを弾きながら歌い始めました!

When I was young I met a girl and she was beautiful and I fell in love…

メジャーコードの明るいハッピーな和音が続きます。

and then she left me…

ここで和音が悲しい響き、マイナーコードに変わる。。

全ての「音」がどんな意味を持っているのか、考えて弾いてみて。

そう、私たちビギナーが苦手とする「表現」です。

Gさん、最初のメジャーコード部分を2種類弾きわけるように言われます。

悲しい気分で悲しい曲に弾いてみて・・・いいですね。

次はとてもハッピーに弾いてみて・・・エクセレント!

会員:わー!全然聞こえ方が違う!違う響きだ!

私たちはどうやって弓や指を動かすかという、テクニカルなことにばかり集中してしまうけど、音楽はコミュニケーションだっていうことを忘れてはいけないよ。

櫻田:でも、まだ私たち下手だから、表現するなんて早・・・

NO!NO!NO!NO!NO!

ものすごいジェチャーと共に否定するマレックさん。

言葉も一緒。

アメリカには外国人が多いから、あまり上手に英語が喋れない人がたくさんいる。

でも、その上手ではない英語で、すごく深いメッセージを伝えられる人がいる。

一方、10ヶ国語を操ることができても、何も伝えられない人もいる。

テクニックがまだ十分ではなかったとしても、表現することはできる、伝えられるんですよね。

実際にGさんがそれを証明してくれましたし!

技術的な部分に囚われて、表現することをサボってるだけなんです、ビギナーだからって言い訳して、サボってるだけなんです。

表現するぞ!

どこを見て弾いてますか?〜アイコンタクト〜

次に演奏してくださったTさんの演奏を聴き終えると、マレックさんこんなお話をしてくださいました。

チェリストは大きなアドバンテージがあるんだよ。それは、歌手のようにいつも観客を見て弾けること。

マレックさん、左(観客と逆)を見ながら曲紹介をして、左を見ながらピアノを弾く

みんな大笑いwww

こうじゃないよね(笑) こう弾く方が伝わるでしょ。

マレックさん、右(観客の方)を見ながら弾く

音楽はコミュニケーションだから、伝えたい人の方を向いて演奏できることは、大きなアドバンテージなんだよ。

Tさん促されてもう一度弾きますが、やっぱり手やチェロを見て、下を向いて弾いてしまいます。

今、あなたは自分の足のために演奏していたね。

観客はあなたの目がどこを見ているのかを追っているから、観客も足元を見ちゃうんだ。

Tさん:誰にどのタイミングでアイコンタクトすればいいんだろう・・・

観客の一人じゃなくて、全員に。

観客にイケメンを見つけても、その人だけじゃなくて全員にね(爆笑)

マレックさん、笑いを取るのも、伝えるのも、本当に上手い!

そして、ここは重要だ!と思うところで、観客を見るんだよ。

これから重要なことを伝えるよ、という「ため」も入れるといいね。

ちょっと下を見てから、一番重要なところで上を見ると、より強く表現ができるそう。

奏者が「私にはビジョンが見える!」って示すと、観客も「私たちにも見える!」ってなるような、そんなコミュニケーション・・・そんな一体感の感じられるコンサートが、いつかできたらいいな・・・なんて♪

音楽は「コントラスト・対比」だ!

バッハの時代は、小さなサロンでのコンサートが主流だったという話から・・・

貪欲なプロデューサーが、100人、500人、、、いや5,000人ならもっと儲かる!って、出演料据え置きで、観客を増やすでしょ(笑)

貪欲なプロデューサのモノマネをするマレックさんがチャーミングで!

だから調律もどんどん高くなって、明るく高い音、大げさな表現になって行ってるんだ。

ここでマレックさん、秘密の話をするようなジェスチャーと小さな声で、

でも、一番パワフルに感情を伝えてくれるのは、ピアニッシモなんだよ。

I Love You!(ささやくようにセクシーに)
・・伝わるでしょ?

I Love You!(怒鳴って)
・・こんなんじゃ心に響かないよね。

こんなイケメンに、アイコンタクトして、何度も I Love You 言われたら、勘違いしてしまうがなーっ!

もちろんフォルテは重要だよ、音楽は「対比」が大切で、フォルテがあるからピアノが引き立つんだ。

同じような構造になっている部分に、音量やテンポ、表現に対比をつけていくことがポイントだそう。

こういった、伝えたいことをチェロで表現する、演奏プランを作ることが重要なんだ。
プランさえできれば、あとは実行するのみだからね!

ということで、レッスンは後半に続きます。

大人になってからチェロを始めるのは不安な方、大人になってからチェロを始めたけどやっぱり難しいと思っている方、必見のレッスンですよ!