なぜか男らしいバッハ・ハ短調のガボット★大人のチェロレッスン多分65回目

実はだいぶ前からハ短調のガボットに入っておりました、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

鈴木鎮一チェロ指導曲集3「ハ短調のガボット/バッハ」

暗い、くら〜い曲なんですが、盛り上がるところが2ヶ所あり、そこをどれだけ変化をつけて弾けるか、みたいなところが弾きどころかと。

後は、なめらかにクレッシェンド・デクレッシェンド。

で、レッスンはもう何度か受けておりまして、実は今回のレッスンでほとんど合格と言われました。

左手は100点だけど・・・女らしさが足りない

先生:左手は100点!

櫻田:え?100点?先生が100点出す!?

基本Sな先生なので、腰抜かしそうになりました。でも、嬉しい。ポジション移動後も、かなり正確に押さえられるようになってきたってことかっ!

でも、左手「は」って、ことは・・・。

先生:櫻田さん、この曲って誰のどんな物語ですか?

愛する夫を亡くした妻が、悲しみにくれ、しくしくと泣いている曲。
途中、明るく転調するところは、幸せな思い出を回想するシーン。戻るところが切ない・・・。
フォルテ入るところは、感情が抑え切れなくなって、慟哭、泣きじゃくるシーン。再びしくしくに戻るところが、また切ない。

先生:はいよくできました。そう、泣いているのは女性という設定のようですが、櫻田さんの演奏は、男性っぽいんですよ。途中軍隊の行進曲っぽく聞こえるところもあって・・・勇ましい。くっくっく・・・(横を向いてもうしわけなさそうに楽しそうに笑う先生)

櫻田:あぁ、またそれだ・・・滑らかに弾けてない。元気はあるけど品がないっ!

先生:合格でもいいと思うくらいなんですが、音楽的にはもう少し工夫してみてもいいとも思います。どうします?

櫻田:もちろん受けて立ちます!←やっぱり男らしい

ということで、先生の素晴らしい演奏を録音させて頂き、耳コピすることにしました。

情感豊かな美しい演奏をこの身にコピーするチェロの練習方法

先生:2次利用は別途料金を頂きます

とのことですので、ミュージカルオケもされている先生の豊かな演奏をアップできないのが残念でなりません。情感豊か。

今度金額聞いときます。

ちなみに、簡単に女性っぽい音を出す秘訣を特別に教えて頂きました。

先生:苦手な弓先で弾いて下さい。

これまで注意されて来たことリスト

折角のレッスンレポなので、これまで注意されて来たポイントをご紹介しておきますね。

・クレッシェンド・デクレッシェンドで滑らかに音が強弱する曲です。音の強弱は、圧力でなく「弓の量・早さ」で滑らかに豊かに音量を変える方法を覚えましょう。

圧をかけがちですが、音が響かなくなります。

 

・この曲は「ド」が大切。この音を全て正確に同じ高さで弾けると、演奏が締まります。

この基本のパート。一つのフレーズが、ドから始まってドで終ることが多い。

特に、2nd ポジションでのドが不安定になるので、そこは猛練習して正確に押さえられるようになって下さい。

 

・一番の盛り上がりパートは、音の質を変えて、滑らかで抑えた音から硬い音へ。

櫻田さん、ここで音を減衰させています。フォルテまで一気に弾きあげてください。

 

・2つのヤマ、明るい部分とこの慟哭部分。再びテーマに戻る時に、突然戻るのではなく、最後のデクレッシェンドできちんと繋ぎましょう。

 

・最初のヤマの明るいパート部分の、出だしの4thへのポジション移動。練習あるのみ。しっかり肩腕でポジション移動しなさい。手で当てに行ってますよ!

・移弦、肘が後づけになってます。

 

いっつも「仰ることは分かるのですが・・・身体が言う事聞いてくれませんの。」となるんですが、何度も注意して頂いて、何度も弾いていくうちに、いつのまにかできるようになってるんですよね。

先生すごい。ありがとうございます!

今回、レッスンスタート時の音階とテルツェンで、キレイに弾けるようになったと褒められました。自分でも、音が響いてるなって思いました。

原因として考えられるのは、東京チェロアンサンブルVol.9で、大人チェロ会の方と「なんであんなにふわっと弓を持ってるのに音がちゃんと出るんだろう!」と感動したので、ふわっと持つことをより意識するようになり、音を潰さなくなったことです。

コンサート後はトータル1時間くらいしか練習していないので、これは、練習の成果というよりも、意識の成果と思われます。

ありがとう東京チェロアンサンブル!ありがとう大人チェロ会の皆さま!