やっと、やっと合格しました、ベートーベンのト長調のメヌエット。
・鈴木鎮一チェロ指導曲集3「ト長調のメヌエット/ベートーヴェン」
すっきり合格!ではないけれど、いろいろ納得できました。
合格した曲の音源は来週アップしますので、お待ち下さい・・・自己練習をサボってしまいまして録音できず・・・。
一曲を完璧に弾けるようになることに、今のレベルで意味があるのか?
レッスンスタート。
音階、テルツェンで躓くも(詳しくは:チェリスト薬指養成ギブス)、先生にメヌエットを披露します。
先生の前で弾くときって、やたら緊張しますよねぇ←緊張してなかったらもっと上手く弾けるはずという言い訳
もちろん、前回よりは上手になりましたが、納得できるような演奏ではありません・・・。
櫻田:いつぞやの「悲痛のボッケリーニ」とは違って、この曲を弾くのは相変わらず好きなので、もっと納得の行く演奏ができるまで頑張りたい気持ちもあります。
・納得行くまで弾き込むべき
・ある程度弾けるようになったら次に行くべき
どちらでしょうか?
先生:僕は後者ですね。
即答でした。
以前も、「この課題曲で越えるべきハードルを越えたと先生が判断したら合格にする」と仰っていて。
同じ曲を引き続けるよりも、いろんな曲のいろんなテクニックやパターンを練習して、その後戻って弾いた方がいいとのこと。
それはすごく納得の行く説明で、では合格を頂きます(笑)、となりました。
調べものや資格試験がそうなのですが、最初は概要を掴むべく、読み飛ばすような感じで本や参考書等を読み、細かい所は理解できなくても、とにかくひと回しする派です。
「できないこと」にこだわるより、「できること」を増やして総合的に包囲網を縮めて行く・・・
ボッケリーニのメヌエットと共に、また取り組んでみたいと思います。
待ってろよベートーベン!←何か違う
ウェルナーはどう?
・ まだ合格しないト長調のメヌエット★大人のチェロレッスン多分62回目
の、「基礎練をしたい気がする」のところ。
ウェルナーとかで恐らくつまらないと思われる基礎練習を重ねた方がいいのではないか・・・
と、先生に相談したところ、
先生:もうしばらくは「有名な曲を弾く楽しみ」を感じながら弾いてもらって、それから、嫌でもつまらないスパルタをする予定ですので、心配しないでください。
と、不敵な笑みを浮かべる先生。こえー・・・違う意味で心配(笑)
もう、全てを先生に委ね、楽しく有名な曲を、あまりこだわり過ぎず、楽しく弾いていこうと思います!
おそ松さんを知っていますか?
今回、スタッカートを軽やかに弾こうと意識するあまり、弓が弦の上を滑ってしまいました。
そういう基本的な部分もまだまだ練習が必要なのですが、トリオ以後の3連符の弾き方に関して「表現するということ」について先生からおかしな檄が飛びました。
先生:長男、次男、三男!
櫻田:は?団子三兄弟?
先生:いえ、おそ松さん、知ってますか?
櫻田:は?おそ松君?三兄弟じゃないし、そもそも先生リアルタイムで見てないじゃないですか・・・え?おそ松「さん」?
先生:櫻田さん知らないんですか〜。
おそ松六人兄弟の名前を必死で言おうとするものの、全部言えない先生から教えて頂いたのですが、「おそ松くん」のその後が「おそ松さん」として、テレビ東京で放映されていたと・・・知らなんだ!
櫻田:今日学んだことの中で最も重要な情報です!
というくだらなく楽しい話は置いといて、
先生:おそ松さんの六人兄弟は、見た目は同じでもそれぞれに個性がありますよね。
同じ音符でも、それぞれに違う表現を持たせることで、曲に表情が付いて、豊かなその人だけの音楽になると。
櫻田:そこかいっ(笑)
「長男 次男 三男ー」
「長男 次男 三男ー」
強弱を付けて真剣に繰り返す先生・・・芸術家は奥深いです。
先生:どっちがいいかな・・・いずれにしろ、三男を少し長めに弾く事で、次の音に流れが繋がって行くんです。
と、「音楽を表現する」ことについて、頭では理解を深めることができました。(前フリ長過ぎw)
しかし、実際に三兄弟が上手く弾けないんですけどね。
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ま、全ては「コンスタントに練習を重ねること」ですよねぇ・・頑張ります!
大人チェロ会の皆さまも、共に頑張りましょう♪
それではご一緒にっ
「長男 次男 三男ー」