やっと合格♪バッハのメヌエットNo.3録音★大人のチェロレッスン多分75回目：先生は天才

やっと、やっと、バッハのメヌエットNo.3を卒業できました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう！

・鈴木鎮一チェロ指導曲集3「7.メヌエット第3番／バッハ」

長かった・・・

【2017/06/15】メヌエット第3番美しく澄んだ音★大人のチェロレッスン多分67回目

最初の記事がこれで、多分6月頭くらいからやってるから、夏休みのボーイングレッスン（代行×2）がありましたが、えぇ、半年近いですよっ、長かった！

ということで、合格後の演奏を聴いて頂きましょう。先週末録音したものです。

で、イヤなんですけど、7月の演奏と聴き比べもできるサービスもございます。

・・・・なんか音の響きとか（録音状況の違いだと思いたい）、7月の方がいいような気がするし、なーーーーーんんにも成長していないのよ・・・ほんと、激しくがっかりんぐ。

実はテンポも11月の方が遅くなっている割に、だからといって何か音程とか安定している訳でもないという。

ねぇあんた、4ヶ月何やってたわけ？

赤字：注意
青字：現実

透き通ってないし、雑味もあるし、スラーじゃないし、変わってないし・・・花を入れる花瓶もないしいやじゃないしカッコ付かないし！（後半は電気グルーブN.Oです）

記事を書いていてなんだかすごくヤサグレて来ました。

「櫻田こずえチェロの夕べ」の実現に向けて、何が一番問題って、お前の腕だよ・・・orz…

バッハのメヌエットNo.3の一番大切なポイント・・・の天才的秘策！

で、さっきっから言っている通り、何度言われても全然できない「前半と後半の切り替え」が、この曲のキモだと思うんですが、先生から秘策が！

先生：櫻田さん、もっと大きい音出せますか？

櫻田：へ？あ、荒々しいのなら任せて下さいっ！キャラなんで！←そういうの聞いてない

先生：（スルー）はい、最初からお願いします

櫻田：タンタタタタタンタッタ

先生：もっと大きく音出せます？

えー？だってさ、先生、ここメゾフォルテだよ？

先生：前半と後半の音の切り替えがこの曲の大切な部分ですが、後半をmpで小さく細く弾けないのなら、前半をFフォルテで大きく太く弾けば、後半がmfでも、相対的にmpに聴こえさせることはできますよね？

櫻田：先生天才！

何そのコペルニクス的発想の大転回！

それも、なんかそれって結構「大人の手段」じゃないですか。

まあもう諦められてしまったのかもしれませんが(笑)、後半は弓先で弾け（自動的に音が小さくなるから）と言われているのに、（弾きにくいから）どうしても真ん中辺りで弾こうとしてしまっていたり、言われたことをちゃんとできていないだけで、練習不足の櫻田を叱責することだってできるわけですよ。ぶー、今日も不合格ぅー、とか言えるわけです。

そこを、何この指導！好き！←好き嫌いかいっ

さらに、これってチェロ以外でも結構大切な視点というか、「細部ばかりに目が行ってしまってのめり込み、全体の完成、ゴールを俯瞰できず、ドツボにハマっている時」のアドバイス、人生訓じゃないか！

例えば、穴の深さが必要だけどこれ以上掘れないなら、周りに土を高く盛ればいいとか、そういうこと気付かずに、石みたいな岩盤を削る苦労にのめり込んでしまう・・的なことやってる時ありますよね、人生で。＃あ、まあ、のめり込むほど練習してないんですが。

・・・あれ、なんかまた、チェロに人生訓を教わってるような。

最初に習う先生がイケメン先生で、ほんと良かったです。←イケメンだから良かった、という意味ではありませんｗ

櫻田のチェロライフを楽しく豊かに、そして大らかにサポートして下さって、本当にありがとうございます。

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あ、そうそう、レッスン内容をブログに書かせて頂いていること、先生からもOK頂いていて、たまーーーに「これはブログに書かないで下さいよ〜」（おおよそ音楽の先生らしからぬ、ロックな発言とかですが）と釘を刺されることもあります(笑)

先生の意図したこととは全然違う解釈とか偉そうにしてて、超恥ずかしいことになっているであろうことが心配ですが。

そうそう「右手の回転」については高いらしいので、次のレッスンで交渉してみます。