自慢し忘れていたことを思い出した櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
何って、前回のレッスンで、あんまり褒めてくれない先生が、真顔でこんなことを言ってくださったのです!
思わず忘れないようにメモったよ!
褒められ慣れてないから、困ったよ!
先生:櫻田さん、練習時間増えました?
櫻田:え?あ、少しだけですけど・・・
金沢の師匠の言葉「毎日弓を持つだけでもいい」を思い出して、(大人チェロ会Pさんと櫻田でお師匠様を囲む会@金沢レポ )
毎日じゃないんですけど、少しでもチェロに触れる、一回でもいいから弾く(といっても、家ではピチカート練なんですが)ようにしていたりして、なんかちょっと(いやかなり)嬉しい。
先生:チェロ会でアンサンブルがあったからですかね。
あ、それも大きいかも♪
音楽は楽しい!って心から思えたことで、自分の中で確かな変化があった。
そして、もっと楽しみたいから、もっと上手になりたいと思えたからかも。
言われた通りに弾かなきゃ、って必死になるんじゃなくて、楽しいな、って弾くと、音が変わるのかもしれない。
いや「こう弾きたい!」みたいなのが明確に生まれた訳じゃないんですよ。
でも、上手に表現できないのですが、自分の中で確かな変化があったんです。
櫻田:いやでも、音程ブレブレだし、注意されたとこできてないし・・・
先生:(真剣に)音は不安定ですけど(だったっけな?)、でも意志を感じますよ。
櫻田:それはつまりこういうことですね
下手なんだけど、音に意志を感じる(笑)
下手は下手だけど、聴く人に(注意深く好意的に聴いてくれる人に)何かを感じさせることができたなら、それはとっても嬉しいなって、もっともっと表現できるようになりたい、聴く人の心に触れる音を出したい、だからもっと上手になりたい!
そんなふうに思わせてくれた、嬉しいレッスンでした♪
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あともういっちょ、先生が「チェリストになって!」と言うと、音が良くなる、という法則が発見されました!
こちらも忘れないようにメモメモ。
下手くそでも、練習不足でも「その気になる」ことはとっても大切だなと改めて実感しました。
チェリストになる・・・の中で自分はYO-YO MAになってるんですが、それが何かプラスになったと言うより、頭の中がお花畑になることで、無駄な力みとか、変なこだわりとか、大人の悪い部分が抜けるからじゃないかと思いました。
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チェロ初心者は、いくら先生に「音楽を表現して!」と言われても、音程もブレブレだし、言われたことすらできてないし、こんな下手な自分が音楽を表現とかおこがましい恥ずかしい・・・・っていうか、そんな余裕とかないし、ってなってないでしょうか?←櫻田
でも、音楽って、書いてある譜面通りに、音程通りに弾けるようになることが、目的じゃないよな、って改めて思いました。
恥ずかしがることなく、ためらうことなく、チェロを楽しむ♪
大人がチェロに上達するために、一番大切なことだと思います!