ポジション移動で指板を指が移動するこの感覚をちょっと掴みかけている気がする

スズキ3巻のバッハハ短調のガヴォットで再び広い形に苦戦している櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

>ついつい深くなりがちな親指の位置とか、弦を真上から押さえられていないこととか、今までどうにか誤摩化していたけれど、こういうところで響いて来る。

ちゃんと合格したい★大人のチェロレッスン多分60回目 

ということで、心の中で「そんなの無理!10年後くらいに直すから今はいいや」と密かに思っていた、「左手無理無理4箇条」

・親指の位置を真ん中より外側に
・指板をぎゅっと握らない
・弦を真上から押さえる
・寝かせないでCを作る

こうじゃなくて、

こうおさえる。

 

この4箇条を、ちょーーー意識して、弾き慣れて来たト長調のメヌエットを家練(弓は使わずにピチカートで主に左手の練習をする)していました。

右手に気を取られず左手に集中できるので、基礎的なことを練習するのにピッタリ。

で、さらに、

・最近ヘンな力みが少しずつ減らせるようになって来た
・ベートーヴェント長調のメヌエットは弾き過ぎて指が滑らかに動くようになっていた

という状態も手伝って、

指板の上を我が左手が(たまに)スルスルと上下しているではないか!

ということに気付いたんですよ、ふと。

あぁ、これなんだ、こんな感じでポジション移動ってするんだ。

いろいろ頭でこねくり回して、図解までして考えて、いろいろ工夫したりしてたけど、

出来るようになった時は、何かこう、これを誰かに説明しろと言われても困ってしまうような、「あ、できてる。」感。

こうですね、レールの上をするすると移動するような感覚。今まで、道なき道を、モグラたたきみたいに、バンッ!バンッ!ってバタバタ押さえていたんですけど、こう、「シュッ・ぴたっ」て行く感覚が、たまにある←たまにかよっ!

#すごく分かりにくいので小さい文字で書きますが、シュッと行く感覚についてビジュアルで表現するならば、工場で溶接マシーンが電化製品を組み立てていて、レールの上を往復しながら、バシっと溶接しては、レール上を移動し、またバシッと溶接してはレール上をズムーズに移動していく映像がこれに近しいと思います。すごく分かりにくいので遠慮がちに小さい文字で書きましたが、本人はこれ以上ない例えだといたく気に入っております。

そして、バタバタ押さえていた時は、肩にすごく力が入っていたのだけれど、シュッと移動できるようになると、肩や指に変な力が入っていない・・・というか、変な力が入らなくなったから、スムーズに移動できるようになったのだろう。

私万歳♪

あと、肘の位置がすごく悪いことが、前述の左手無理無理4箇条を無理たらしめていたんだなと気付いて(本当にそうか分からんのですが)、それも直しています。

こう、肘をちょっと前に出し気味にして、最初の頃に先生に言われた「手の甲を観客に見せる感じ」にすると、弦を真上から押さえやすくなる。

こう、最初注意されたことって、その時はよく分からなくても、ジャララランッ(ファミコンでレベルアップした時に鳴る音)とレベルアップすると「あぁ、そういう意味があったのか!」と分かるようになるものなんですねぇ。

以上、ちょっとできた気がするとすぐに舞い上がる櫻田がお伝えしました。

合格することより、こういう基本的なことを一つずつ確認して行きたいなと思ったけれど、先生もこのブログをたま〜に読んで下さっているとのことなので、あまりそういうことを言うと「ポジション移動スパルタ特訓一時間」とかになりそうでイヤなので言わないでおこうと思います。さらに「櫻田さん、ポジション移動はもうバッチリみたいですね、じゃ、聴かせてもらいましょう。」とか、腕組みして言われそうです(笑)

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