前回のレッスンから#3に入っております櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
最近なんだかチェロ熱が高まって来て、わりと練習しています←わりとくらいで自慢するな
自宅だとピチカート練習=暗譜しかできないのですが、#3は左手の特訓と言っても過言ではなく、むしろ左手に集中して練習できるのでいい感じです。
早速いろいろ書き込んでいますが、この曲。
最近はもっぱらCellopediaさんの動画を参考にしております。
Cellopediaさん、ありがとうございます!
このエチュードのレッスンポイントは何ですか?
最初のレッスンで聞かれたのがこれ。
こういう質問をしてくださるのがとってもうれしいのですが、相変わらずいつもトンチンカンなことを自信満々に答える櫻田。
櫻田:右手スラーの8分音符なので、左手で指板を叩いて、一音一音はっきりとした発音にすること!
それをすごく意識して練習して来たし、これしかないだろ!くらいの勢いで答えました。
先生:そうですね。それ「も」ポイントですね。
ガーーーーーン・・・・それだけじゃないっていうか、他に何かもっと大切なことがありそ気な。
先生:左手でリズムを作ることです。
今まで、右手の動きでリズムやテンポを作ることが多かったけれど、今回右手はずっとスラー。嫌なくらいスラー。弓が足りなくなるくらいスラー。
それで、ほとんど全部8分音符の連なりが続くので、左手でテンポよく、そしてしっかり発音していくことが大切、と。
#この、8分音符4つと、8分音符12のスラーを同じ音にするというのも課題だけど
はぁ・・・櫻田、テンポ、苦手なんですよねぇ・・・タドタドしくなっちゃう。
左手ではっきりと発音:指板を叩くだけじゃダメ?
音をクリアに発音するために「指板を叩く」「指板を叩く」と頭の中で唱えながら頑張っていたところ、見透かすように放たれた言葉にまたグッサリ。
先生:叩いたつもりでも、その叩いた素早さで、指を指板から離さないと、クリアな音にはならないですよ。
ぐへっ・・・叩きっぱなしだったのか・・・よく考えれば当たり前すぎるけど、指を指板に叩きつけてそれで満足していた自分に気づく。
特に難しい運指と移弦が重なったりすると、まったりした発音になってしまうのは、この「指を離すのが遅い」ことが原因でした。
ここ一番難しくて、ずっとここだけ10回くらい繰り返し弾かされた・・・広い形になると、どうも手の形が崩れてしまって、スタンプバーンにならない。
こういう場所で「指板からしっかり離す!」を意識すると、今度はちゃんと叩けなくなったり、意識し過ぎて緊張して間違いが増えたり・・・。
指板からしっかり離す「だけ」なんですけどね・・・練習あるのみ。
左手でリズムを作る:最初の音をリズムに乗ってしっかり発音
これ、この前も指摘されたな・・・相当最初の音がしっかり弾けてないんだな、櫻田・・・。
「コードが変わって最初の音、コードのベースとなる音をしっかり弾く。」
ことで、音楽が際立ってくるという指摘!!!なるほど!!!
その表現がとても納得の行くものだったので、ストンと入って来ました。
とりあえず一番大きい矢印、小節の最初の一音をしっかり弾きましょう。
コードの「ベース」となる音、なるほど。
この音をしっかり発音して、そしてこの音だけでもしっかりリズムに乗っていれば、他が多少バラバラでもリズム感を持ってまとまって聴こえてきます、とな。
この前も指摘された「目線は次の小節へ、そしてしっかり準備して弾き始める。」ができていないから、最初の音がへなちょこでオロオロして、バラバラな音楽になってしまう。
先生が拍頭で手を叩いてくれると、上手に弾けるのに・・・って、自分の頭の中、もしくは身体でリズムを取ればいいワケなのだけれど。
そんな余裕ないーーっ!←とか言ってるから、いつまでも上達しない
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今日92回目のレッスンだったので、またレポします〜神回だったのですよ。