アップとダウンを同じ音にする「だけ」ができないだけ★大人のチェロレッスン多分91回目

弓を上から持つ「だけ」、弦を上から押さえる「だけ」・・・その「だけ」ができない「だけ」なんじゃーい!と憤りがちな櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

相変わらずスタッカートと仲良くなれない今日この頃、今回のレッスンでは、ほとんど曲を弾かずに同じ音でスタッカートし続ける、スパルタ特訓デー。

今回のテーマは、そう、アップとダウンの音を同質にすることでした。

何も考えずに弾いていれば、アップとダウンの音色は変わる

先生の前でひたすら同じ音のスタッカートを弾き続ける櫻田。

ダウンは力を入れやすいしコントロールしやすいから、しっかり掴むことを意識すれば、わりとすぐにスタッカートっぽい音になる。

↓一番根元で弾いている 弓にハリがあって弾きやすい。

一方アップは、手の動きとしてコントロールしにくいし、弓の中心に近い位置で弾くことになるので、根元よりもしっかり弦を掴みにくい。

↓根元より少し弓先側に移動するだけで、弓が沈んで掴みにくいし、ゆえに、隣の弦と擦れてしまったりする。

ということで、櫻田の場合、アップの時だけスタッカートになっていないという、2種類の音を弾いているような感じになってしまうのです。

♪ ♩♪♩♪ ♩♪♩

up-down-up-down-up-down-up-down

音のキャラクターをコントロールする、とか言われるけど、もう、それ以前のお話ですから・・・。

次の音を予想して弾く

また読めないメモシリーズなんですが・・・

・次の音を想像しながら弾く
(テルツェンという3度離れた音を弾いていく基礎練)
・次の音を描きながら弾く
・頭の中で常に次の音が鳴ってますか?

はい、次の音が既に存在していれば、

・音を大きく外すこともない
・音が遅れることもない
・間違えることもない

と。

先生:次の音を想像しながら弾くだけです

櫻田:「だけ」ができない「だけ」じゃーーっ!

でもほんとに、

「移弦は事前に準備が始まっているものだ」
「ポジション移動は先行して腕が動いている」

とかも考えると、次の音が先に頭の中で鳴っているような感覚って、とっても大切だなと思いますが・・・

実際やろうとすると、初めてのことに「頭と手が混乱する」現象が起きて、めちゃめちゃ下手になるので、鼻歌歌う止まりが現状です。

でも、これは演奏をする上でとても大切なポイントだと思うので、クセにして行きたいと思います!

ということで、ドッツアゥアー#2、次回に続く!

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