弓を上から持つ「だけ」、弦を上から押さえる「だけ」・・・その「だけ」ができない「だけ」なんじゃーい!と憤りがちな櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
相変わらずスタッカートと仲良くなれない今日この頃、今回のレッスンでは、ほとんど曲を弾かずに同じ音でスタッカートし続ける、スパルタ特訓デー。
今回のテーマは、そう、アップとダウンの音を同質にすることでした。
何も考えずに弾いていれば、アップとダウンの音色は変わる
先生の前でひたすら同じ音のスタッカートを弾き続ける櫻田。
ダウンは力を入れやすいしコントロールしやすいから、しっかり掴むことを意識すれば、わりとすぐにスタッカートっぽい音になる。
↓一番根元で弾いている 弓にハリがあって弾きやすい。
一方アップは、手の動きとしてコントロールしにくいし、弓の中心に近い位置で弾くことになるので、根元よりもしっかり弦を掴みにくい。
↓根元より少し弓先側に移動するだけで、弓が沈んで掴みにくいし、ゆえに、隣の弦と擦れてしまったりする。
ということで、櫻田の場合、アップの時だけスタッカートになっていないという、2種類の音を弾いているような感じになってしまうのです。
♪ ♩♪♩♪ ♩♪♩
up-down-up-down-up-down-up-down
音のキャラクターをコントロールする、とか言われるけど、もう、それ以前のお話ですから・・・。
次の音を予想して弾く
また読めないメモシリーズなんですが・・・
・次の音を想像しながら弾く
(テルツェンという3度離れた音を弾いていく基礎練)
・次の音を描きながら弾く
・頭の中で常に次の音が鳴ってますか?
はい、次の音が既に存在していれば、
・音を大きく外すこともない
・音が遅れることもない
・間違えることもない
と。
先生:次の音を想像しながら弾くだけです
櫻田:「だけ」ができない「だけ」じゃーーっ!
でもほんとに、
「移弦は事前に準備が始まっているものだ」
「ポジション移動は先行して腕が動いている」
とかも考えると、次の音が先に頭の中で鳴っているような感覚って、とっても大切だなと思いますが・・・
実際やろうとすると、初めてのことに「頭と手が混乱する」現象が起きて、めちゃめちゃ下手になるので、鼻歌歌う止まりが現状です。
でも、これは演奏をする上でとても大切なポイントだと思うので、クセにして行きたいと思います!
★
ということで、ドッツアゥアー#2、次回に続く!