第一回大人チェロアンレポ2★必死から夢中へ/先生がいなかったからこそ

アンサンブル会が終ってから、一度もチェロに触れていない櫻田こずえです、皆さまごきげんよう

燃え尽きました(練習しない言い訳)

さて、アンサンブル会では、沢山の気づきや収穫がありましたが、それを二つばかりご紹介させて下さい。

・必死に弾くのではなく夢中になって弾くには
・先生がいなかったからこそ得られたもの

いつものことですが、熱く長い記事です。

いつも必死で演奏する櫻田・・・必死になっていいことあるのか?

櫻田はいつも、しかめっ面で必死でチェロを弾いています。

必死になり過ぎて、口がモゴモゴしたり、半開きになったり、眉間にシワがよったり、肩にすっごい力が入っているそうです(イケメン先生笑いながら談)

はい、必死になって演奏しても、余計な力が入って逆効果なんです。

今回一番難しかったパッヘルベルのカノンも、レッスンの時、必死感をバンバン放ちながら弾いていたらしいんです(イケメン先生笑いながら談)

で、アンサンブル会でカノンを最初に合わせた時、やっぱり必死になって、途中で脱落してパニクって、元に戻れなくて、黒い焦りオーラを出していたのですが、焦れば焦る程、戻れずに落ち込んでいました・・・。

#脱落してたのは、4パートのリーダーOさんにしっかり見られてましたw

ん?なんかすごい楽しそうに演奏している人がいるぞ?

そんな時、櫻田の前のTさんから、もの凄いハッピーオーラが出ていることに気付きました。

なんだこの人、ごっつ楽しそうにチェロ弾いてるぞ!

カノンの緩やかなリズムに合わせるように、少し左右に身体が揺れ、音の波に心地良く浮かんで揺られているような、後ろから満足そうな笑顔が見えるような、そんな感じ。

櫻田と言えば、その音の波に逆らうように、戦いを挑むように、弾いていたんです。

なんか、自分間違ってないか?必死になって上手に弾けるならいいけど、違うよね?むしろ逆だよね?

でも、大人になってからチェロを始めた皆さまならお分かり頂けると思うのですが、必死になりたいワケじゃないんです。

指板は上から叩くように、親指が反らないようにCになるように押さえ、腕全体でポジション移動し、移弦は手首じゃダメで、弓はぎゅっと握っちゃダメ、音がズレちゃダメで、いつも薬指が中指とくっついちゃって音程ヘンだから意識して、それで、次の音は・・・

って、頭で考えて弾こうとするから、なるなって言われても、必死になっちゃうんですよね。

櫻田も楽しそうに弾いてみたら・・・夢中になって弾いていた!

でも、大人チェロアンサンブルでは先生いないし(笑)、皆さんがちゃんと弾いてくださるから自分はなるべく小さな音で目立たない様に弾けばいいし(多分それで、肩の力が抜けて普段よりいい音が出ていたように思う)、楽しく4パートの低音に乗っからせてもらいました。

そして、Tさんに合わせて、波に乗って揺られるようにリズムに身体を預け、必死顔ではなく笑顔で演奏してみました。

そしたら、最後の3回目、身体のヘンな力が抜けてリラックスしていて、間違えたところでパニクることなく復帰できて、いつのまにか「必死」ではなくて「夢中」になっていて、そして最後まで弾けました!←それは櫻田にとってはスゴイことなんです。

レッスン=必死
大人チェロ=夢中
(参加メンバーのコメントより)

そして、弾いてる最中も、何かを意識することなく、演奏を夢中で楽しんでいて・・・これが音楽を楽しむってことなんだぁ(涙)って・・・。

アンサンブル後にTさんに感謝の気持を伝えたら、すごいご謙遜されていたんですが、皆さまも同じことを感じられていたよう。掲示板でも、

Lさん(スカイプ参加):Tさん、上手なオーラが出ていましたよ!

Mさん:楽しそうに演奏するのでTさんの演奏好きです!!!

と、次々にコメントが。Tさん、本当にありがとうございます〜♪

#本文と関係ないですが 好きなものに好きなものを貼る・・いいですねぇ、好きばっかり♪

あと、もう一つ。

「先生」がいなかったからこそ得られた、この一体感

アンサンブル中は、みんながみんなのために行動しているなと感じました。

聴いている側では、ゆっくりカノンがあまりにもテンポバラバラになるので、ピチカートしてリズムを刻んで下さったり、ちょっと拍子を取って下さることに、みんなが助けられました。
また、きちんとメモされながら聴いて、演奏後に注意点を指摘して下さったのは、勇気がいることだったと思います。

奏者側も、まわりを見渡しながら弾かれる方々、交わされるアイコンタクト、さりげなく足で拍子を取って下さって、皆がそれを見てテンポを取っていたり・・。

それって、先生が指揮をする形じゃないからこそ、「自分がみんなの音をしっかり聴いて合わせなければ!」という当事者意識をひとりひとりが持ち、お互いの音に敏感になって、全員が全員のことを考えていたからなのかなって。

これって、とても素敵なことじゃないですか?

さらに、一人で弾いているより気が散って大変、とかじゃなくて、むしろみんなに引き上げてもらった感じ、ありませんでした?

一回目より二回目、二回目より三回目、音を合わせようという気持がにじみ出てて(みんな、お互いの音を聴きながら弾いてるのが、弾き方にも出てましたよね!)、そして本当に少しずつ音が合って行く・・・これは私たちのアンサンブルなんだなって、もの凄く嬉しくて幸せで、この↓アンサンブルのメンバーであることが誇らしい!って思いました。

今「大人チェロアンサンブル」では、どなかた先生に指導をお願いするか、自分たちだけで続けるか、議論している最中です。

どちらもメリット・デメリットがあるし、どちらも試してみたいと思っていますが、そうやって、みんなで意見を出し合っているこのプロセス自体が、大人チェロアンサンブルを一つにしてくれる、みんなのものになっていっているのだと思うと、とても嬉しく思います。

ということで、大人になってからチェロを始めて、人生ますます幸が増えました♪

もういい大人だし、今さら弦楽器なんて・・・と思うそこのあなたも、明日からチェロ、はじめてみませんか?そして、私たちとチェロ仲間になりませんか?

#かえるをかぶるかどうかは任意です。