ということで、村上先生のレッスンをレポート、3つめです。
【村上先生のボーイングレッスンレポ】
・1〜序章:出会いからレッスン&スゴ過ぎるご経歴
・2:ハートに向かって弾く/人差し指の肉のところ
・3:指の役割(親指・小指・他)
・4:正しい姿勢はへそに聞け/作用・反作用の法則
・5:伸筋奏法・弦と弓の角度・移弦の角度
#レッスンのレポートを書くこと、ご了承いただいております。
左の立ってる方が村上先生です。
5本の指の役割
前回の「人差し指はスピーカー(発音)」に続きまして、他の指の役割も行きますよ。
さて親指、反りますよね、何度注意されても、気づくと反ってますよね。
・親指はサポーター(支点)
これは悪い例。確実に握ってます。反ってます。
と、ここで、先生から質問が飛びます。
質問:右手の手のひらを出して親指だけを曲げると、どこに向かって行きますか?」
??
皆自分の手を見つめて首を傾げてます。
自然に曲げると小指の付け根に向かって行きますよね。
弓を持っている時、てんてんてんてん・・・と辿って行くと、どこに向かってますか?
えっと・・・中指に向かってます・・・分かりやすい「悪い例」になっている櫻田。
中指とおしくらまんじゅうするようなイメージがあれば、間違っていますよ。
こういう感じがダメな例。
最初はまるめたきつねを作ることもできるんですが、力が少し入ると、そのうち指が反ってしまいます。
それに比べて、小指の方向に指が向かっていれば、例えどんなに力をいれても反りません。
親指が曲がってしまうのは「方向」の問題なんですね。
こういう親指の向きだと、必死で丸めてみても、結局反るってことですね。
#人差し指がヘンですけど、親指の方向だけみてください。
親指と中指薬指で「持つ」「挟む」と、そこで力は打ち消しあってしまい、ただ指が疲れるだけの、完全に無駄な動きになります。
この親指を支点として、人差し指と小指がバランスを取り合う、そういう意味で親指は支点になるので・・・
それなのに、ぎゅーっと握ったり、中指とおしくらまんじゅうしてちゃダメですよね。
で、お次。
・小指はコントローラー
貝印のまるぽっちに小指の指紋のところを乗せるのが基本です。
(↓これちょっと浅いし、持ち方というより指の位置を・・・)
小指は弓をコントロールする(上下させることで角度が変わる)機能があるので、ピンと立っていたり、離れているとその機能を失ってしまうことになるそう。
ちなみに、弓を持つ手が浅すぎると小指が機能できません。
深さについては流派があるらしく、
ウィーン:浅め
ベルギーフランコ:中庸(先生)
ロシア:深め
ご自身が習っている先生の指示に従いましょう、とのアドバイスでした。
また、弓は横から持つのではなく上からと、何度も注意されました。
うらめしやの幽霊が上から持つように!
だそうですw
・薬指中指は安定させるためだけ
薬指は半円の金属のところ。
中指は毛を触っていいです。
「中指は毛を汚す指」だそう(笑)
はい、この2本の指はそれほど重要じゃない、とのことで、サクッと終わりにしておきます。
★
さて、「弓は横からではなく上から」は、櫻田を含め何度も注意されていました。
それくらい「上から持っているつもりでも、横から持っちゃってる」んでしょうね。
で、家練でずーっと「上から持つ、上から持つ・・」って唱えていたら・・
自転車のハンドルすら、上から持って乗ってました(危険なんでちゃんと握りましょう)
指の役割まとめ
親指:サポーター(支点)
人差し指:スピーカー(発音)←偉い
小指:コントローラー(制御)
中指・薬指:スタビライザー(安定化)
ちなみに櫻田は「肉」ではなく「第一関節」のところが接してしまいがちです・・・。
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次はヘソビーム!について。
お楽しみに♪
【村上先生のボーイングレッスンレポ】
・1〜序章:出会いからレッスン&スゴ過ぎるご経歴
・2:ハートに向かって弾く/人差し指の肉のところ
・3:指の役割(親指・小指・他)
次)4:正しい姿勢はへそに聞け/作用・反作用の法則
・5:伸筋奏法・弦と弓の角度・移弦の角度
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