先週は今月末の大人チェロ会アンサンブルの「パッヘルベルのカノン」を1時間かけてレッスンして頂いたのですが、半分までしか行けなかった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
難しいとは聞いていたけれど、ほんと難しい・・・。
でも、楽しい♪
ポジションを論理的に説明できるように〜意識的に弾く〜
で、何が難しいってポジション移動がたっくさん出て来るところなんですが・・・・
先生:ここは2nd position 上位で弾きましょう。それはどういう形ですか?
櫻田:えっと、ここにこうして、こうですっ!←ドヤ顔で手を見せる
先生:きちんと言葉で言えるようになってください←冷徹
レッスン中、今自分が何をやっているのか、説明を求められることが多々あります。ポジションとか、記号とか弾き方(テヌート、スタッカート・・)とか。
それはすでに教えて頂いていることなので「あれ?これレッスンでやりましたよね・・。」「櫻田さんには言ってなかったでしたっけ・・・。」←いや、やりましたよね、言いましたよね、ってニュアンス で言われます。
櫻田、右脳で生きてるんです←言い訳だし、言い訳にすらなってない
アラフォーから始めて上手になりたいなら〜意識的に弾く〜
・ポジション移動は「当て」に行く
・各ポジションは「なんとなく」ここら辺?って押さえて、音で確認する
そんな櫻田は、右脳で感覚的、B型的マイルール、朝令暮改。適当というミラクルセンスでどうにかうまく乗り切ろうとして上達しないタイプです。
理詰めで考えて動くとか、すっごい苦手、っていうか、苦痛。
楽しんでやってたらいつの間にか出来てた、っていうのが本物でしょ?とか言いたくなっちゃう・・・。
でも多分それって、小さい子供の時から楽器を始めたならば可能かもしれないけれど、大人になってから始めたチェロでは、もったいない!
というのも、感覚やカンやセンスが、もう固まってしまっている我々の年代、それはハンディなのかと言えば、しかし、アドバンテージにもできるはず。
理詰めで、時には物理学、時には医学、時には心理学と、あらゆる知識を総動員して「意識的に弾く」ことで、ハンディがアドバンテージになるのを、自ら捨ててるようなものなのだよ櫻田君!
なんですが、櫻田、意識的に弾くの嫌い。好きなようにフワフワ楽しく弾いてたい・・・そしていつの間にかYO-YO MAのようになっていたい←アホ
先生:いい加減覚えなさいっ!
ごめんなさいすみません、ということで、今までずっと避けていた「練習しているうちにそのうち自然に覚えるだろう・・」と思っていたこれを、しっかり覚えることにしました。
1/2 pos. | 1st pos. ①の指に②の指 |
1st pos. | – |
2nd pos. | 1st pos. ④の指に③の指 |
2nd pos. 上位 | 1st pos. ④の指に②の指 |
3rd pos. | 1st pos. ④の指に①の指 |
3nd pos. 上位 | 付け根に親指、親指と②の指 |
4th pos. | 付け根に親指、親指と③の指 |
5th pos. | 4th pos. ④の指に②の指 |
#カノンはもっと上のポジションが出て来るんですが、スズキの3はここまで
もう、ポジション移動する度に、これを頭の中で唱えながら移動すればいい。
先生、いつも覚えてないし、いつも同じこと言わせて、ごめんなさい。
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対して、一向にに感覚で弾けないものがある・・・
指番号はいつまで書いていいんですか?
こずえ:ねぇ、指番号書いていい?
バッハ:いいよ、っていうか、俺の許可取らなくていいから
(家で「水飲んでいい?」とか「トイレ入っていい?」とか聞くクセがある)
こずえ:バッハ君は指番号見なくてもバイオリン弾けるの?
バッハ:すっごい高い/低い音じゃなければ。長い楽譜とか、全部指番号振るワケいかないでしょ。
こずえ:いや、我は全部振ってみせましょうぞ!
バッハ:そういうことじゃなくてw そのうちね、音符見ると、何番線の何番って、感覚で指が自然と動くようになるから。
そんな日が来る気がしない、42歳の冬の夜。
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指番号書くと、弾いている時指番号しか見なくなるから、「音符→何番線の何番」っていう記憶が育たないですよね・・でも、指番号書かないとつっかかるから、イライラして面倒になって書いてしまうんですよねぇ。
大人になってからチェロを始めた人あるあるっ!
また、櫻田は何でも耳コピしてハ長調に直してソルフェージュする悪いクセがあるので、カノン in Dはちゃんと音符通りにソルフェージュしながら練習しようと思います!
毎日チェロを触って4日目
いつもはサンデーチェリスト(大人チェロ会の方に教えて頂いた新単語)なのですが、アンサンブルに向けて、自宅で毎日ピチカート練習してます!