3年半以上経って初めてチェロをメンテナンスに出した話

3年半以上、一度もチェロをメンテナンスに出していなかった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

をいっ!

毛替えすらしてなくて、弓を張ろうとクルクル回してももう限界・・・ってところまで来てしまって。←そこまで放置するな。

一応、イケメン先生から「まだ大丈夫じゃない〜」(年数は経ってるけどあまり練習してないしという裏のメッセージを読み取ってみる)と言われていたりして。

チェロのメンテナンスは、毛替え・弦の交換入れて3万円なり

不思議なレシート。

上二つは多分弦のお値段。そしてどれかが毛替えのお値段で、それ以下不明。

追記:大人チェロ会の方に、上二つが弦の値段はありえないので、弦は下4つではないかとご指摘頂きました!ありがとうございます!!弦の相場も弦自体もわかってなくて、チェロと仲良くなるためには、もっと勉強しなきゃなーと思いました!

特に大きな問題はなく、駒もほとんど動いていなかった、とのことで、約3万円でした。これが高いのか安いのか分からないのですが、最初は3〜4万円と聞いていたので、ホッとしました。

やはり、あまり使っていないだけあって、傷も痛みもないのか・・・と、複雑な心境。

楽器を愛する職人さんに安心してお任せ♪

チェロを持って行ったお店は、マンションの2階の普通の一室で、玄関をピンポンして友達の家に行くような感じ。

そして、部屋には所狭しといろんな道具やチェロやらバイオリンやら器具やら・・・・まあ、足の踏み場もない、腰の高さ以上に積み上げられたモノの間を塗って歩くような場所で面食らいました。

お店ではなく、アトリエというか、倉庫というか。

カーテンレールに駒が沢山吊るされてるwww

#もちろん許可をいただいて撮影させて頂きました。ズラズラーーーーッと並んだバイオリンは、お客さんのものもあるので撮影はNGだったのが残念・・・壮観でした。

電話からも、気難しい職人気質を感じて緊張していましたが、えぇ、もう、職人さんそのもので、緑のエプロンで顔に営業スマイルはなく、チェロを渡すと「3年以上ですか・・・」と、櫻田に言うでもなくチェロに言うでもなく、ボソッと呟いてらっしゃいました。

見た目は、ハイジのおじいさんを、ちょっと若くしてヒゲを剃った感じで(なんじゃそりゃ!)気難しそう。

愛想のあの字もない職人さんでドキドキしたのですが、全身から、

「楽器を触っている時が至福です」
「人より楽器と話がしていたいです」
「楽器のことなら何でも知ってるけど、それを人にひけらかすことには全く興味はありません」

的な雰囲気が漂ってきて、櫻田としてはかなり好印象!楽器をご自身で作っていたこともあったそう。

「こういう職人さんにメンテナンスしてもらえて、このチェロは幸せ者であろう。」

と感じて、安心してチェロを託すことができました。

一週間後に引き取りに〜モーツアルトの話とか〜

引き取りに行った時には、いろいろお話もしてくださいました!

弦はどこのですか?と聞いたら、親切に紙に書いて説明してくださったり。

玄関に木が積み上げてあったのを見て、預ける時に一緒に行ってくれたバッハ君が、

「あれ、木を乾燥、エイジングして安定させて、それで修理とかに使うんだよきっと。こだわり持って丁寧にメンテナンスしてくれそうだよね、良かったね。」

とか言ってたのを思い出して、「これは修理に使うんですか?」って聞いてみたら、唐突にモーツァルトのお父さんの話をしてくださいました。

(うろ覚え)モーツァルトが楽器屋か何かの軒先に木が置いてあるのを見て、バッハ君と同じような発言をしたら、お父さんから「お前はそうやっていつもいいように解釈してすぐ騙される。」というようなことを言われたという話・・・

ふーん・・・え?あ、じゃあそれってこの木は飾りってことですか?使わないんですか?っていうか、かなり無造作に玄関の下駄箱の上に置かれてたし(笑)

職人さんは、楽器に関する深く広い知識をお持ちで、かつ、高度なユーモアと皮肉のセンスもお持ちで、ついていくのが精一杯で、楽しくドキドキな時間を過ごさせて頂きました。

いろいろ拾いきれなかった気がする、悔しい!

次回はチェロや音楽の知識を深めてから挑むぞ!

あ、なんとなく、外した弦も引き取りました。どうするつもりなんだろう私・・・。

そろそろお暇しなくては・・・

櫻田:次はまた数年後にこちらにお伺いすること、楽しみにしてます!

職人:は?数年なんてダメです。プロじゃない方は難しいとは思いますが、メンテナンスは一年に一回、定期的に受けてください。ダメですよ!

びしっ!と最後に怒られました(笑)

さて、メンテナンスで音は変わったのか?

まず家に帰ってポンと弦を弾いてみたら、あからさまに響きが違う!

びっくりしました、すごい!

で、早速その日の夜に練習場に行って練習したのですが・・・普通に演奏してみたら、弓も新品でまだ馴染んでないからかもしれませんが、なんだかすごく弾きにくい・・。

しばらく弾き込んで行くと変わるのかもしれませんが、その響きやすくなったであろうチェロを全く生かせない自分の実力に落胆するばかりでした。

#理由は今日のレッスンで明らかになりました・・また次回!

1mmくらいですけど、メンテナンスしたらすっごいスタッカートができるようになってて「なんだ、櫻田が悪かったんじゃなくて、楽器が悪かったんだ♪」ってことにならないかなーとか、思っていたり、いなかったり・・。

1週間チェロを預けている間は「あぁ、毎日練習したいのに、チェロがないから練習できない!」という言い訳ができましたが、そうもできなくなってしまったので、仕方ない、練習するか〜。