前回の記事でポジション移動の感覚を掴みかけていると思ったら全然掴めていなかったことが先日のレッスンで判明して大変落ち込んでいる櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
あの感動は何だったんだ?
ということで、前回のレッスンレポ。
・鈴木鎮一チェロ指導曲集3「ト長調のメヌエット/ベートーヴェン」
どうしたんですか?音が安定して随分良くなりましたね!
音階とテルツェンで、まず褒められました♪
なんかすごく不思議そうなニコニコ顔で、すごく音が良くなったと。
ということで、前回の「左手無理無理4箇条」(とは言わなかったけれど)
・親指の位置を真ん中より外側に
・指板をぎゅっと握らない
・弦を真上から押さえる
・寝かせないでCを作る
を特訓した旨、ちょっと自慢げに話したら、「指を寝かせないで上から押さえると音が安定する」ので、納得とのこと。
やったーーーーっ♪
こう、頑張って練習したことが、きちんとレッスン中の音に反映されていて、しかもそれをすぐに分かってもらえたことが、すごく嬉しい。
さすが先生ありがとうございます!
ちなみに、練習した後、左の指先を見たら・・・
そう、上から押さえられている証拠が♪
小指がイケてないのは、後述しますが・・。
しかし、ポジション移動がバタバタしてダメですね
で、早速メヌエットを弾いたのですが、ダメ出し。それも得意げになってたポジション移動。
え”ーーーーーーーーーー・・・・・orz….
あんなに練習して、しかもブログで自慢げに「分かりかけてる気がする」とか、遠慮がちに、でも、自慢げに書いたばかりだと言うのにっ!
・ポジション移動で指板を指が移動するこの感覚をちょっと掴みかけている気がする
この「ここがとにかくダメ」の2nd→5th のところです。
■ 指で押さえに行っている→肘で、肩でポジション移動しなさい
わーん、自分では結構出来て来ていると思っていたのに、全く出来ていません的ご指摘を頂いてしまいました。
何がダメなのか、写真を加工して解説してみます。ポジション移動前後の写真を、2パターンで撮影してみました。
櫻田のポジション移動はこう。
肘を起点にして、と言うか、指だけで「当てに行ってる」ので音程が定まらず、バタバタした感じに。
結果として「指板を横から押さえる」ことができないので、大抵小指が犠牲になって、斜から押さえることになり、従って、指の弦の跡もずれて付く。音が安定しませんね、これじゃ。
本来は、スッ、スッ、と、肘ごと、言うなれば、肩で移動しているもの。
移弦も腕肩全体で、ポジション移動も腕肩全体で・・・なんかこう、運動とか、舞踏とか、そういうものに通じる気がするのですが、正しい動きというか、上手な人の動きって、大きなポーションで連動しているというか、内側での繋がりや連動が大切というか・・・
上手に言えないのですが、そういうことを考えました。すべての芸能って、根本は一緒っていう。
■ 指板は横から押さえる。それは5th ポジションでも一緒!楽器本体に手が当たってできませーんってのは、手首の角度が悪いから。
そう、5thポジションって、チェロ本体の肩が邪魔だから、ついつい、指だけ下に伸ばして、斜に押さえてしまう。
でもそれは、そもそも手首の角度が悪い。
なるほど!
なんか、一つのことが、全てに通じるというか。
ということで、合格とはなりませんでした!
ここはじっくり治して行きたいと思います。
レッスン後半の鈴木鎮一チェロ指導曲集3「ハ短調のガヴォット/バッハ 」についてはまた次回!